男性ポエマーの恋愛ツイートはなぜ女子高生の心を鷲づかみにするのか
Twitterフォロワー数17万人突破! 「0号室」初の著書『勇気は、一瞬 後悔は、一生』刊行記念インタビュー
――1万以上の「いいね」を獲得するツイートも少なくありません。タレントでもなく、一般の方でこの「いいね」の数は驚異的です。
今回本を出させていただくこともそうですけど、自分の存在価値を認められたのかなってうれしく思っています。「いいね」をしてもらえるって、そのツイートが認められたってことじゃないですか。だからとても励みになるんです。自分の言葉とか考え方を認められたってことは、自分が今生きてていいんだな、とかこれからも生きていこう、って前向きな力に変わっていくんで。本当にいつも見てくれている方には、感謝の気持ちでいっぱいです。
――映画『君の名は。』の画像と0号室さんの言葉を組み合わせて、投稿している方もいますね。
映画『君の名は。』はまだ見ていないので、ストーリーはわからないのですが、同じシーンの画像でもそれぞれ違う言葉が当てはめられているのがおもしろいですね。見え方が、とらえ方がみんな違うのかなと思って。
――初めての本づくりは、どうでしたか。
本当に一生に一度の経験なので、うれしかったです。自分ひとりの言葉だったのに、ライターさんとかイラストレーターさんとか、いろんな人を巻き込んで形にさせてもらえたので、とても感謝しています。すごく楽しかったです。
今回の本は、自分と奥さんのエピソード集になっているんですけど、「ツイートをまとめただけじゃないものをつくったほうがいい」ってアドバイスしてくれたライターさんに今は感謝していて。
奥さんと出会って、付き合って、結婚して。途中、危機もあったりして。実際の経験をもとに、カップルで絶対やっておいたほうがいいっていうアドバイスが詰まってる本だと思うから、いろんな人に届けたいし伝わってほしいと思います。
――本づくりを経て、夫婦の間で変化はありましたか。
奥さんに少し尊敬されました(笑)。あんまり奥さんに見せていなかったんですけど、本では昔の僕の考え、良い面だけじゃなくて悪い面もさらけ出しているから。それが認められるというか、「やるねえ」って。
――ありがとうございました。
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